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映画だけじゃ分からない!ウィンター・ソルジャーって誰?
うぇいど
2014年09月12日 00:22
コラム アメコミ キャプテン・アメリカ



 こんにちは。
 「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」のBDが発売されましたね。
 まぁ、貧乏な僕は買う予定はないですけどね笑

 さて、今年5月に日本でも公開された映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」ですが、なかなか良かったですね。
 映画「アベンジャーズ」で地球を救ったキャプテン・アメリカのその後を描く本作では、謎の組織に彼の命が狙われます。アクションシーンは派手で見応えたっぷり、ポリティカル・サスペンスとしてのシナリオは目が離せません。
 しかし、脚本を詰め込み過ぎたことと、前作「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」において相棒「バッキー」の活躍が少なかったために、「死んだはずの最強の仲間が、最悪の敵として復活した」という絶望感が伝わりにくく、非常に残念。
 そこで、「ウィンター・ソルジャー(原作コミック版)とは誰なのか?」について簡単に解説します。


■1.バッキーの誕生
 ナチスの台頭、第二次世界大戦勃発、そして日米開戦直前の1941年3月、米国の子どもたちの戦意高揚を目的としたコミック「キャプテン・アメリカ・コミックス #1」は発売されました。



 病弱な青年スティーブ・ロジャースは、ジョセフ・ラインシュタイン博士(これはコードネームであり、本名はエイブラハム・アースキン)の開発した血清を注射されたことで超人となり、謎の覆面ヒーロー「キャプテン・アメリカ」となります。
 ある日、キャプテン・アメリカに憧れる少年、バッキーは米軍キャンプに入った際、偶然にもキャプテン・アメリカの正体が友人のスティーブであることを知ってしまいます。以来、彼らは秘密を共有し、パートナーとして共に戦います。




■2.生死不明となったバッキー
 前述の通り、キャプテン・アメリカとは戦意高揚のためのイメージキャラクターでした(日本の、「のらくろ」と同じ)。そのため、戦争終結後は、キャラクターとしての需要を失ってしまいました(当時はコミックそのものも存在意義を失いかけました)。戦争が終わった後、キャプテン・アメリカのコミックは新刊が発売されなくなってしまいました。

 しかし、1963年、当時のMARVELコミック編集者「スタン・リー」が、戦時中のコミックキャラクター「ヒューマン・トーチ」と「ネイモア」を当時のコミック内で復活させるという斬新なアイデアを実現させました。そして、彼は同様に、キャプテン・アメリカも復活させることにしました。

 1964年3月の「アベンジャーズ #4」において、アベンジャーズの乗った潜水艦は、氷の中で凍っていた謎の人物を発見しました。氷を解凍したところ、奇跡的にもその人物「キャプテン・アメリカ」は復活し、これまでの出来事を語り始めました。

 大戦終結直前、キャプテン・アメリカとバッキーは、バロン・ジーモによって発射されたミサイルを止めようとした際、キャプテン・アメリカは海に落ちてそのまま凍ってしまい、バッキーは爆発に巻き込まれておそらく死亡してしまったらしいのです。



 そして、現代に蘇ったキャプテン・アメリカは、アベンジャーズのメンバーとして世界を救う戦いに赴くことを決意します。


■3.ウィンター・ソルジャーの復活
 時は流れて、2005年、コミック原作者のエド・ブルベイカーは思いつきました。
「もし、バッキーが実は生きていた、とすれば、読者が驚くような面白い展開になるのではないだろうか?」

 コミックの「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー編」で、キャプテン・アメリカの前に謎の暗殺者「ウィンター・ソルジャー」が姿を現しました。キャプテン・アメリカが入手した機密書類には、驚くべき事実が記載されていました。実はバッキーはミサイルの爆発で死んでおらず、左腕を失った状態で海上を漂っているところを、ソ連の秘密組織に発見され、金属製の義手を装着され、洗脳されて工作員となっていたのです。
 かつての記憶を失い、もはやキャプテン・アメリカがパートナーだったことさえ忘れてしまったウィンター・ソルジャーは、キャプテン・アメリカと戦うこととなったのです…



 このコミックの展開をアレンジし、映画化したものが「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」です。


■おわりに
 さて、ウィンター・ソルジャーについて解説しましたが、申し訳ないことに、簡単に解説してしまっただけに、ところどころ正確ではない部分があります。
 実は、偽キャプテン・アメリカ(スピリット・オブ・76、パトリオットとウィリアム・バーンサイド)と偽バッキー(フレッド・デイビスとジャック・モンロー)、コズミックキューブによる現実歪曲、そしてバッキーによる二代目キャプテン・アメリカの襲名について今回は触れていません。
 もっと詳しいことは、自分でググってウィキペディアで調べて、映画を観て、原作コミック(はっきり言って分かりにくいので普通の人にはすすめにくいです)を読んでみてください。

 そして、MARVELの次なる映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」を楽しみに待ちましょう。

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1: Serra 
2014年09月12日 08:16
映画の方はとても良い出来だったと思います。FA・アベンジャーズとどう繋げるか心配でしたが、うまくまとまっていたと思いますよ。バッキーに関しては、FAの時点であんまり期待出来ませんでしたし…。

コミックは本当に傑作で、僕も何回読み返したかわかりません!キャップとバッキーのラストシーンは切なくて感動してしまいますよね。

今週末には、「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」が公開しますね!楽しみです(^ ^) 
2014年09月12日 19:31
>>1:Serraさん
FAも面白いですよね。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーも楽しみです。 
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