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サルでも分かる！「アントマン」って誰？

うぇいど
2015年09月12日 22:00

アメコミアントマン紹介

　天候がすぐれない日が続きますが、頑張っていきましょう。
　うぇいどです。

　さて、来週の映画日本公開を控える、話題のアメコミヒーロー「アントマン」について解説したいと思います。盛り上がりを見せるアメコミ映画のキャラクターですので、ぜひ抑えておきましょう。

■初代アントマン

・読切作品への登場

1962年、「テイルズ・トゥ・アストニッシュ」という「世にも奇妙な物語」的な作品を掲載しているマンガ雑誌に「アリ塚の中の男」という読切作品が掲載されました。
物を小さくする薬品を発明したハンク・ピム博士は、実験で自分の身体を小さくしたために実験室に戻れなくなり、アリの力を借りて実験室に戻り、元の大きさに戻る、という話でした。

・アントマン

読切作品が好評だったため、連載となりました。昆虫と交信できるヘルメットを発明したピム博士は、小さくなる薬と合わせて使うことで、「アントマン」となりました。
表向きは科学者だが、その正体はスーパーヒーロー「アントマン」であり、人知れず犯罪者と戦う、というストーリーでした。

・アベンジャーズの結成

そんなアントマンは、一人では勝てなかった強敵ロキと戦った経験から、他のヒーローとの協力の必要性を感じ、ワスプ、アイアンマン、ハルク、ソーと共に「アベンジャーズ」を結成しました。

・ジャイアントマン

ハンク・ピムはその後、物を大きくする薬を発明し、「ジャイアントマン」になりました。

・イエロージャケット

しかし、ハンク・ピムは二重人格を発症、悪の自分に占領された彼は過激なヒーロー「イエロージャケット」となってしまいました。しかし、悪の自分に打ち勝ち、改めて正義のヒーロー「イエロージャケット」となるのでした。

■二代目アントマン

ある日、スコット・ラングという男は、娘が心臓病となった際、ハンク・ピムから盗んだアントマンスーツを利用して、悪徳社長ダレン・クロスに誘拐された医師を救出、娘を救いました。
スーツを返却しようとしたところ、ピムにスカウトされ、「二代目アントマン」となるのでした。

■ディスク・ウォーズのハンク・ピム

キッズ向けアニメ「ディスク・ウォーズ：アベンジャーズ」には、表向きは少し嫌味な科学者だが、その正体は怪我をして引退したヒーロー「ジャイアントマン」だった、という設定で登場しました。

■映画「アントマン」

2015年、遂にアントマンが映画化されました。ファミリー向けの映画にするためと、2時間に収めるため、その設定は大きく変更されており、どんなストーリーになるかは全く分かりません。ぜひ、劇場で観てください。

■感想
　クモの能力を持つスパイダーマン、鋼鉄のアーマーを持つアイアンマン、コウモリのようなスーツを着たバットマン。
　そんなアメコミヒーローが揃う中、アントマンの能力は
・アリのように小さくなれる
・アリを操れる
　もうね、アホかと。
「なんでわざわざ小さくなるんだよ、踏み潰されたらそれで終わりだろ！」「アリを操ってどうするんだよ、それでどうやって敵と戦うんだよ？」

　しかし、そんなアントマンの設定を知っていくと、小さくなる能力とアリを操る装置をうまく利用し、犯罪者と戦うスーパーヒーローとしての面白さに気づきます。
　アベンジャーズの大ヒットに始まり、「こんなヒーローがいるんだ」と思わせてくれるアメコミヒーローに新しい風を吹かせてくれる新ヒーロー「アントマン」に期待していきましょう。

「アベンジャーズを観てアメコミヒーローに興味をもった」「新作映画の内容がよく分かっていない」そんなアメコミファンを今後も応援していきます。
　よろしくお願いします。

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