祝杯!呑めない人はポーズだけ。
今年もまた、長い戦いを終え、世界コスプレサミットのチャンピオンシップに挑戦する日本代表チームが選出された。国際的なオタクイベントであり、その開催国の代表チームを決めるための選考会でありながら、毎年いつどこでやってるのか、誰が出てるのか、イマイチ伝わっていないこの競技会。
「勝敗を競う、採点競技化された、コスプレ」 ……それはともすれば批判に晒される形式でありながら、しかし、あえてその競技に挑む挑戦者たち。
6月14日(日)ベルサール秋葉原B1ホールで行われた、世界コスプレサミット日本代表選考会の決勝大会をまとめてプレイバック!4つの地区予選を経て集まった4チームの熱い熱い戦いを、振り返ってみよう。スポーツ観戦のテンションで読んでいただきたい。
|
オープニングゲストとして、東海で活動するZEON公国歌劇団の皆さんがコントを披露。京都でお好み焼き「慈恩弘国」を営業中。 |
世界コスプレサミット日本代表選考会の主なルール ・日本産のアニメ、漫画、ゲーム、特撮のコスプレである事。 ・衣装は出場者の自作である事。 ・コスプレイヤー二人一組で、2分30秒以内のパフォーマンスを披露。 ・各審査員の配点は、衣装点10/パフォーマンス点5/リスペクト点5まで合計20点満点×人数分。 (衣装点は事前の衣装審査で5点まで、ステージ審査で5点までを各々がつける) ・大道具は長辺210cm以内で、3個まで。なお大道具そのものは採点対象ではなく、自作以外も可。 ・衣装や大道具などステージに持ち込める総重量は、1チーム40kgまで。 ・非公表の裏ルールだが集英社作品は権利の都合で不可。知らずに申し込んでしまった場合は、決勝までに別作品に差し替える必要がある。 (あくまでチャンピオンシップ出場に対する規制であり、パレードや関連イベントでは集英社作品のコスプレは禁じられていない)
今大会の審査員 ・大門太郎(COSPLAY MODE編集統括) ・綾川ゆんまお(コスプレタレント) ・大森拓也(日本コスプレ写真協会) ・安田かほる(コミックマーケット準備会共同代表) ・成田童夢(元スノーボード日本代表) ・吉田創(コスプレイヤーズアーカイブ代表) [MC] ・兼田玲菜(女優) ・岡倫之(ブシロードクラブ) [プレゼンター] ・松尾公造(アシストウィッグ関東マネージャー)
|
おなじみ自宅警備隊NEETの宅外派遣部隊がステージ警備に登場。 |
|
NEETの皆さんはステージ上で紹介中の審査員を警護する即興ネタ。 |
開始前に、毎年審査員を務めながら今年はスイスのイベント出演のために来場できなかった、Cure管理人の乾たつみ氏からのメッセージがMCより代読される。「スイスのイベントと予定が被ってしまいすみません。地球の裏側から応援します。努力は裏切りません。名古屋でお会いしましょう」(要約) 同じく昨年のWCS日本代表チーム、媛次あずまさんから。「練習や衣装に多くの時間をかけて作った、素晴らしいパフォーマンスに自信を持って、楽しんでください」(要約)
→次ページより「テイルズD」「Fate」「マギ」「神様はじめました」決戦!
|