襟・そでの黒ずみや汗の黄ばみを落としたい！
コスプレ衣装に付いてしまうと厄介な黒ずみ・黄ばみなどの汚れ。コスプレ衣装は通気性が悪い素材を使用していたり、作りが繊細でクリーニングに出せない……など、デリケートに扱う必要がある衣類が多い。
特にシャツの襟や袖口などには汗の黄ばみや黒ずみがくっきり付いてしまう。さらにコスプレイヤーならではのボディメイクやシェーディング、ファンデーション等の化粧品が付いてしまったり。更衣室で衣装に自分の脂がのりきった汚れを見つけると、はぁ〜っとがっかりしてしまう。
何かとお金の入用なコスプレイヤー、専用の洗剤や手間をかけず、衣装を綺麗に保ちたい！汗をかきやすくなる夏の到来に備えて、簡単に取り組める汚れ・シミ取りの方法をご紹介していこう。
クレンジングオイルでもみ洗い
汗の黄ばみや皮脂の黒ずみなど、身体の汚れが付着した出来たシミが落としにくいのは、脂でコーティングされているため。そういった汚れには部分的にクレンジングオイルを垂らし、40℃〜50℃くらいのお湯でもみ洗いして汚れを浮き出そう。
ファンデーションなど化粧品が衣装に色移りしてしまった汚れにも応用できる。クレンジングは油（石油）汚れ向けに作られている製品なので油が原因の汚れが落ちるという仕組み。家にもあるものですぐ取り組めるので、お手軽な方法。
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酸素系漂白剤で漬け置き洗い
丸ごと洗濯ができるものは、酸素系漂白剤で漬け置き洗いをするのが効果的。40℃〜50℃のお湯に酸素系漂白剤を1杯溶かして衣装を20分ほど付け込んでから洗濯する。黒ずみや黄ばみが落ち、色も鮮やかに復活する。イヤな汗の臭いを取る効果も。
ポイントは”混ぜるな危険”の表記がある塩素系ではなく、酸素系の漂白剤を選ぶこと。塩素系はパワーが強い一方で色落ちが激しかったり、手荒れしやすかったりと扱いにコツが必要。酸素系漂白剤は素手で使用できて取扱いしやすく環境に優しい。
筆者も家族の汚れた衣類はこの漬け置きを行っており、頑固な黒ずみもすっきりと落とすことが出来ている。色落ちが心配な場合は、低めの温度で部分的に試してから全体に漬け置きをすると安心。
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ベビーパウダーで予防
ボディファンデーションや汚れが付きやすい衣装の襟、脇部分にあらかじめベビーパウダーを付けておく。ベビーパウダーは汗や皮脂を吸収してサラサラにする効果があるので、衣類に汚れが付着するのを予防する役割が。付けすぎると白浮きするので、薄く付けるようにしよう。
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うっかり付けてしまったボールペンのインクや絵の具汚れにも応用できるので、気になる汚れがあるけど放置してしまっている……なんて人は、取り組みやすいものからチャレンジしてみて欲しい。また、汗をかきやすくなるこれからの季節、こまめな予防と洗浄で衣装と香りを清潔に保ちたい。
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