激戦の末、審査発表を待つ4チーム。
世界コスプレサミット(World Cosplay Summit＝WCS)の毎年恒例メインプログラムでもある、30の国と地域による対抗戦「コスプレチャンピオンシップ」へ出場する代表チームを選出するための日本予選。
昨秋から続く、九州(11/29北九州ポップカルチャーフェスティバル)・関東(4/17アコスタ池袋)・中部(5/7刈谷COSTAiL!)・関西(5/8大阪base2.5)、4ブロック予選から勝ち抜いた地区代表チームが一同に介して、磨き抜いた衣装とパフォーマンスを披露する事で、今年度の日本代表チームが決定する。
通常思い描くコスプレの形とは一風変わった、細かいルール下で競い合う事を前提とする、まるでスポーツのように競技化されたコスプレの世界。
5月29日(日)高田馬場、東京富士大学の二上講堂を使用して行われた、激闘の最終決戦の模様をお届け。
ハガレン・FF8・Fate・Fate/EXTRAの4つの演目をご覧いただきます。
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今回の審査員の皆さん。 |
[審査員]
吉田創(コスプレイヤーズアーカイブ管理人)
乾たつみ(Cure-World Cosplay管理人)
万鯉子(WCS2015日本代表チーム琉演)
マヒオ(WCS2015日本代表チーム琉演)
綾川ゆんまお(コスプレタレント／日本メイド協会)
成田童夢(トリノオリンピック スノーボード日本代表)
松尾公造(アシストウィッグ関東マネージャー)
松崎壮一郎(COSPLAY MODE発行人)
[MC]
橘
澤江まゆき
[衣裳コメンテーター]
池ノ谷賢(アニメイトACOS)
主なルール
・日本産のアニメ、漫画、ゲーム、特撮のコスプレである事。
・衣装は出場者の自作である事。友人や家族の手伝いは可。
・二人一組で、2分30秒以内のパフォーマンスを披露。
・各審査員の配点は、パフォーマンス10点／衣装の事前審査5点／衣装のステージ審査5点／リスペクト5点、を満点として審査し、合算する。
・大道具は長辺210cm以内で、3個まで。なお大道具そのものは採点対象ではなく、自作以外も可。
・衣装や大道具などステージに持ち込める総重量は40kgまで。
※WEB予選代表チームは体調不良により出場辞退。
中部予選代表チーム「鋼の錬金術師」
チーム：魂の友~たまとも！~
景虎まよこ(ID:16021)／みお(ID:76920)
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「鋼の錬金術師」、魂の友~たまとも！~ |
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「鋼の錬金術師」、魂の友~たまとも！~ |
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「鋼の錬金術師」、魂の友~たまとも！~ |
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「鋼の錬金術師」、魂の友~たまとも！~ |
「どうしてちゃんと作ってくれなかったの……？」
亡母の人体錬成に失敗した悪夢……から醒めたエドワード。
傍らでバラバラのまま木箱に入っているアルフォンス(子猫と遊んでます)を、再錬成して修復成功。
再び体を得たアルとエド、組手で格闘戦を始める。
拳をぶつけて、お互いのあきらめない気持ちを確かめ合った。
『俺たちには、みんながいるー!!』
最後の台詞は、吹き込みではなく、生声で二人が客席に向かって叫んで、礼。
このサイズのアルの着ぐるみ(見えにくいが首の後ろにちゃんと血印アリ)で全身を使った格闘や、この日の出場チーム中で唯一の場面転換を取り入れた構成が、一個のお芝居として非常に完成されていた。
関東予選で一旦落選後、中部予選に遠征して勝利した、ハートの強さを持つチーム。
九州予選代表チーム「FINAL FANTASY VIII」
チーム：horizon.
sky★Re(ID:35411)／成海悠喜(ID:133745)
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「FINAL FANTASY VIII」、horizon. |
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「FINAL FANTASY VIII」、horizon. |
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「FINAL FANTASY VIII」、horizon. |
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「FINAL FANTASY VIII」、horizon. |
「仲間とともに世界を救う？そんな事で世界が救えるなら、こんな化け物の力を借りなくてもよかったんじゃねーのか？なぁ、スコール！」
雷鳴とともに現れたオーディン。しかし斬鉄剣はサイファーに斬り返されてしまう。
「とんだフヌケになっちまったもんだ！」
両者の生身での対決へ、ガンブレードで切り結ぶが、敗れ、地に這うスコール。
「仲間を守りたいから…世界を護りたいから、俺は戦うんだ！」
迷いを捨てたスコールは、青く発光するライオンハートを引き抜き、サイファーをぶった切った。
「救うんだろ？世界を…なら、やってみろよ……」
言い残して、バッタリと倒れるサイファー。
冒頭の巨大な馬とオーディンに圧倒されるものの、細かい部分の作りもしっかり。
どシリアスなストーリーでありながら演出の妙で、「斬鉄剣」の描き文字が切り裂かれたり、効果音にプレステのカーソル音がピコピコ鳴ってたり、スコールとサイファーが膝を上下にカクカクさせて入力待機してたり、ゲームのCG戦闘画面をまんま立体化したようなコミカルな要素が入っていて、独特のセンスを感じさせた。
九州予選では学校内でのバトルだったので、実は予選→国内決勝でストーリー進行に沿っている……？
→次ページ、Fateシリーズより2作連続
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