前ピー【コスプレイヤーズアーカイブ】--ダイアリー--

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【難関の予選を通過しました】

前ピー
2015年12月13日 20:12

【難関の予選を通過しました】

先々週に日記に書いていた父親の絵画のことです。
なんと南区美術展の絵画部門でトップを取りました。
「南区市民の祭り運営委員会長賞」というよく分からない賞ではありますが凄いものです。
出展者内３２名中１位ということで、次は市の美術展か、県のシニア部の美術展にランクアップします。
今回は市や県に出場するための予選会のようなものですね。
出展者は８０歳以上ばかりと、年齢構成が高かったです。
彼らは定年からデビューした方たちで、南区美術展の常連になっていても賞が取れません。
その点、父親は大学の建築学部でデザインを学び、会社では建築の設計で建物の絵を４０年以上描き続けていたことから、定年デビュー組とは４０年以上の経験差があるのでしょう。
たった２回の出展で賞が取れたのはそのためです。
昨年、１回目で審査の先生から
「賞を取りたかったら、絵のサイズを１０号から４０号に変えなさい」
と言われました。
素直に言われたまま描いたら、入賞だけでなく１位になりました。
私もビジネスではよく言われますが、「素直」って大事なのですね。
父親も予選を通過した次が大切です。
父親のように１位を取ってもランクアップしない人もいます。
前年に１位を取った人ですが、次の市や県には展示せず、なぜか再び区の美術展に展示していました。
ですが昨年１位だったのに、今回は何の賞も取れていません。
いくら１位を取っても、成長しようとしない人もいるのですね。
最終日には審査の先生から絵の評論がありました。
来ている方の作品について先生が評価するもので、絵の良い点や悪い点をズバズバと指摘していました。
評論でよく言っていたのは、写真に撮ったものをそのまま絵として描いているという指摘でした。
絵は写真と違って自分の思う通りに変られるため、余計なものは削除するようにと言っていました。
父親の絵も１位とあって評価は高かったのですが、背景にある左上の葉っぱは余計と言われていました。
やはり作品を際立たせるには、余計なものを省き１点集中させる必要があるのですね。
ビジネスも絵も同じなのだと感じました。

My father won the championship at the exhibition of the picture.
It is obedience and victory of the concentration.
He participates in a higher exhibition next.

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