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※10月13日更新:撮影依
KMZ/LZOS JUPITER-9 85mmF2
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KMZ/LZOS JUPITER-9 85mmF2
ローディサイト
2019年10月13日 00:00
交換レンズ 単焦点 オールドレンズ
KMZ/LZOS JUPITER-9 85mmF2(銀鏡胴・M42改造)
〜KMZのジュピター9。カッコよくてよく写ります!〜

ロシア製レンズのなかでもとくに人気の高いJUPITER(ジュピター)-9 85mmF2。
これまでも2002年製のMC仕様、1970年製の黒鏡胴M42改造型をとりあげてきましたが、

今回とりあげるのはKMZ(クラスノゴルスク機械工場)製のジュピター9。
一般的なLZOS(リトカリノ光学ガラス工場)製と比べてもKMZ製は生産数が少なく、入手の難しいレンズです。
そもそもフイルムカメラ向けのジュピター9にはL39(ライカ用スクリュー)、旧コンタックス、M39(ゼニット)、M42の4種類あり、M42以外の3種類は1950年ごろからKMZで生産していました。1958年ごろからLZOSでのジュピター9の生産が本格化するとKMZでは基本的にジュピター9を作らなくなったため、KMZ製のジュピター9は基本的に1960年以前に生産された個体しか見つかりません(M39に関してはごくまれに1961年製や1962年製のKMZが見つかることがある)。
そして、銀鏡胴の生産は1968年で打ち切られています(黒鏡胴のジュピター9は1963年ごろから流通しているが、M39黒鏡胴は1969年製と1970年製しか確認されていない)。
M39マウントのジュピター9についても1970年で生産が打ち切られ、同じ1970年からM42マウントの生産が開始されています。
したがってKMZ製のM39黒鏡胴は存在しないと思っておくべきです。

私の手持ちのKMZ製ジュピター9(写真左の銀鏡胴の個体)は1960年製(シリアルNo.6014470)。少なくとも1960年製まではJUPITERの文字がキリル文字で、焦点距離も8.5cmと表示されています。

絞りリング周辺の形状が若干異なるものの、後年のLZOS製との外観の違いがほとんどなくなった時期の個体です。

この写真に写っている2本はいずれもM39マウントをM42マウントに改造した個体ですが、1970年LZOS製の黒鏡胴はコーティングの色が黄色で、KMZ製の銀鏡胴はコーティングの色が青とコーティングの色が異なっています。
またM42マウントの黒鏡胴と比べても、M39黒鏡胴は塗装が黄色みが強く(写真では黒っぽいですが実物は黄色みが強いです)、ガラスの材質(M39はバリウムガラスを使っているが、M42はバリウムガラスを使っていない)も異なるため印象が大きく異なります。
しかし、M39銀鏡胴のジュピター9はロシア製レンズのなかでもカッコよさは群を抜いており、そのうえよく写るために声をかけられる機会が多々あります。
・絞り比較









上から絞り開放(F2)、F2.8、F4、F5.6、F8。若干コントラストは控えめではあるものの、ピントが合った部分は絞り開放から十分シャープでなおかつエッジが効いているのがKMZ製ジュピター9の特徴。LZOS製ではこうはいきません。
周辺光量の低下はわずかに認められるものの実写ではまず気にならない範囲。1段絞れば周辺光量も改善されます。F5.6まで絞ってもボケ描写が汚くならないのは15枚羽根の円形絞りの効果であると同時にジュピター9の特徴でもあります。

・作例写真(EOS6Dで撮影)

絞りF4。オールドゾナーは影が潰れにくい性質があるため鉄道写真と相性がよく、絞れば筋の通った写真に。意外と透明感もあります。

絞り開放。先端にピントを合わせて望遠レンズを使ったかのような効果を狙って撮った1枚。

絞り開放。ここから3枚は滋賀県にある太郎坊宮を訪れたときの写真。日光を入れて撮りましたがこのときは画質の変化は小さめ。しかしジュピター9は逆光に弱いので逆光時は注意が必要です。



いずれも絞り開放。ピントの位置を少しずらして撮りましたが、どちらも典型的なゾナーの写真。結像面の立体感が見事です。青モミジのコントラストも十分納得のいく範囲。



絞り開放。名鉄内海駅で撮ったもの。こちらもピントを微妙にずらして撮った写真。ただし逆光気味であるためコントラストは控えめ。車体や窓ガラスに鏡面反射して写る模様にも注目。





3枚とも絞り開放。旧谷汲駅のモ755。老電車のもつ重厚感だけでなく、車体の微妙な凹凸をも緻密に表現する描写は、ジュピター9が様々な意味でツアイスの正統な血をひくレンズであることがわかります。

(この写真のみEOS6DMk2で撮影)絞り開放、ISO1000。最後は手力の火祭の御神灯を撮ったもの。シャッター速度も1/50秒という厳しい条件下でしたが、微妙な陰影をうまく表現してくれてます。

・入手の経緯
2016年10月にKing-2で送料手数料含めて30160円で購入しました。
M42改造型ジュピター9自体は2013年に私が入手した黒鏡胴が最初の1本で(2019年現在、king-2に入荷した黒鏡胴M42改造型はいまだにこの1本だけ)、それ以来こまめにチェックを入れているものの、KMZ製の個体は2019年10月までの6年半でわずか3本しか入荷していません。
このレンズを入手する以前にもKMZ製が1本入荷していたものの、外観の形状が後年のものとは異なっていたことから見送った経緯があります(ちなみに以前に入荷した個体のシリアルナンバーは5805327:1958年製)。購入を決めた要因はLZOS製と外観の違いがほとんどなかったのと外観の状態が非常によかったから。ただし、フィルター枠に目立たない歪みがあったため、購入直後にフードを装着するためにステップアップリングを装着したところ、リングが外れなくなる不具合が発生して無償修理になったことから、この個体にはフィルターやフードを装着しないようにしています。

king-2での相場は上がる一方で、2013年に黒鏡胴M42改造型を入手したときに送料税込2万2千円だったのが、2019年現在では整備改造された個体が送料手数料込みで3万5千〜4万円。
世界的にみても年々状態のよい個体は減っているため入手は一段と難しくなってきています。
とくに銀鏡胴M42改造型は入荷するとすぐに売れてしまうことも多く、まれにニコンFマウントに改造した個体が出回ることもあるので注意が必要です。

LZOS製のジュピター9とは一線を画する切れ味鋭く力強い描写から、LZOS製とは別物のレンズだと思わなくてはいけないほど。
そのうえ見た目がよい「イケメンレンズ」であることから話のネタやツカミにも使えますので、カメラマンの宣伝道具にも使える1本。

オールドレンズ過去ログ(国産)
https://www.cosp.jp/profile_diary.aspx?id=256416&pi=6965036
オールドレンズ過去ログ(外国産)
https://www.cosp.jp/profile_diary.aspx?id=256416&pi=6965037

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