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書くことが好きな僕にとって、演劇部は夢の場所だった
田上ユウ@クリエイター
2024年01月22日 08:15

小学三年生の頃、自作の小説を作っている女子がクラスメートにいた。
その子が作った小説をみんなで読み上げることがすごくすごく楽しかった。
演技を褒めたり、その演じ方は違うだろ?とかお互い言い合って、笑いあった。
そしてその小説をみんなに読ませている脚本家の子がすごくキラキラして見えた。

そんな彼女の姿を見て、自分も脚本を誰かに演じてもらうことを目標にするようになった。
そして脚本を書くようになった。

ずっと文章を書くことが好きだったけど、それを誰かに演じてもらえる機会はにはあまり恵まれなかった。
でもクラスメートが演劇部に入り、演じている台本を見せてもらった。
その台本を見て、自分も脚本を書いてみたいと思った。

そのときに見た台本がとてもキラキラした宝石のように見えた。







今になって思い返せば、その作業のなんと尊かったことか。紙の上に、親のお下がりのノートパソコンの上に書き上げた僕の中にだけ存在した世界が、存在するものとして目の前に広がっていった。


動いている、生きている人間が、ひと時を費やして演じ、作り、僕の書いたものを見える形にしてくれた。面倒見のいい先輩方、尊敬できる同期、ついて来てくれた後輩たち。目に見えないものを「舞台」という形あるものにすることは一筋縄ではいかなくて。何度も泣いたし、10年以上たった今も年に一度くらいは舞台上でセリフが飛ぶ夢を見たりするほど、「演劇部」「舞台」という場所は僕にとって衝撃的だった。

僕の脚本は舞台になったその瞬間、僕だけのものではなくなる。「僕たちのもの」になる。脚本を書くってそういうものだと思う。子供を産んでも、自分が思ったようにはなかなか育たない。でもそれすら嬉しくて。その感覚がとてつもなく愛しかった。

授業中、先生の目を盗んでルーズリーフにプロットや原案を書いては、部室でその案を披露して。
時には〆切まで時間がなくて、脚本そのものを書いていたこともあった。顧問の先生の授業中にそれをやって取り上げられて、「次の公演の脚本なんです!」なんて言って取り返そうとしたり。

多感な時期に、「演劇部」という居場所があってよかった。たくさん笑って、泣いて、時にはぶつかり合ったあの日々。みんながいい舞台を作りたい一心で向き合った放課後。

演じてもらったから、演じたから感じられた物語の肌感は、今短編を書いている時にも大切にしている。

本当に、文章を書く人間の端くれとして、自分の作品を演じてもらった光景は一生忘れないだろうなと心から思います。

なんて尊くて、貴重で、愛しい場所だったんだろう。
まだ僕は演劇部を引きずっている。僕は脚本で、誰かの青春の1ページになりたかった。そして未だにそう思っているんです。
 僕の創作の根底に近いところに、今もあの日の演劇部がある。

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