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私的、舞台DIABOLIK LOVERS
【予定】前は月1で日記書く
ちょっと、怖い話。
気が付いたら、これが今年最
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薫。 (5/19 19:49)
Re:【予定】前は月1で日記書
ロミ@ユイちゃんくれ (4/5 22:48)
Re:【予定】前は月1で日記書
(4/5 21:27)
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ロミ@ユイちゃんくれ (3/28 16:43)
Re:ちょっと、怖い話。
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私的、舞台DIABOLIK LOVERS感想。
ロミ@ユイちゃんくれ
2015年08月29日 23:30
DIABOLIK LOVERS 舞台 六行会ホール
※内容・演出に関する感想なので、これから舞台を観られる方やDVDやニコニコ動画などでご試聴される方は見ない方が良いと思います。
※私の独断と偏見だらけです。
※アニメとシチュエーションCDの知識のみ、ゲームは未プレイです。

2年ぶりの日記がいきなり舞台の感想ですいませんw
8/29夜公演の感想です。





①ユイちゃん
アニメのユイちゃんにかなり忠実です。
ユイちゃんばかり見てたからよく分かります←
台詞じゃない所の血を吸われる時の痛みだったり、息を詰めて驚いたり、命の危機を感じている緊張感など、息遣いの表現がとても細やかで「恐怖」がよく伝わってきて良かったです。
怯えてる顔ずっと見ていたかったですね。
場面転換においては、慌ててしまうこともあるでしょうが、晩餐会の場面の所ではブレザーに腕がなかなか通らなかったようで、席に着きながら身なりを整えていました。
そこが少し気になりました。
千秋楽では落ち着いているといいですね。
身体を乗っ取られる体(てい)なので、雰囲気が途中でガラッと変わる所もとても魅力的です。
聖女から悪女への変貌はスゴく良かったです。

②アヤトくん
ユイちゃんと一番絡む役どころなだけあって、注意深く見てました。
決して嫉妬なんかじゃないですよ、決して。
何事も一番じゃないと気が済まない性格が、よく表現出来ていたと思いますが、もっともっと欲張りでも良かったと思います。
瞳をギラつかせてがっついてる所は、本当に血に狂ったように見えました。
リヒター伯父様との対決が格好良かったと思います。

③カナトくん
上演前の場内アナウンスもカナトくんでした。
公演日によって違うみたいですね。
ずっとテディと一緒にいて、すごく可愛かったです。
感情の起伏が激しい性格ですが、少し物足りなかったです。
「可愛い」をより全面的に出した方が、ユイちゃんにブチギレた時の「狂暴性」が際立ったと思います。
まだまだ可愛くなれます。
そして観客が引くぐらい怒鳴り散らしても良かったかなと思います。
晩餐会の例の場面は、場内で笑いが起きるほどよく出来ています。

④ライトくん
かなり人気があるようで、ブロマイドやら缶バッチやら入手困難になってました。
纏う雰囲気はライトくんそのもので、粘着質な色気のある動きや話し方は原作をよく研究していたと思います。
興奮すると早口になる性格ですが、あまり抑揚が感じられなかったです。
通常の喋る早さと吸血シーンの喋る早さが、あまり変わらなかったのでメリハリがあると更に良かったと思います。
舞台では早口になりがちですが、ライトくんは特に勿体なかったです。
ドスの聞いた低めの声も聞いてみたかったです。
ライトくんの吸血シーンが本公演のハイライト←
カーテンコールの時、手を振ってくれました。

⑤シュウさん
横になりながらユイちゃんが逆巻家に来た経緯を話す場面ですが、マイクがなかったら声が届きづらそうだなぁと思いました。
尚且つ低い声だったので。
ダルくていつも眠くて無気力だけど、客席に向けて声を張らないといけないので、ある意味一番難しい役どころだったと思います。
やる気や一生懸命な感じを一切出せないので、シュウさんは役者泣かせですね。
カーテンコールの時、連れの隣(通路の階段)に座って寝てましたw

⑥レイジさん
お誕生日おめでとうございました。
29日公演ならではのサプライズ演出があり、とても面白かったです。
特に晩餐会の場面では会場に笑いが起きましたw
もちろんDVDには収録されません。たぶん。
執事系ドSという役どころなだけあって、佇まいや立ち振舞いはかなり体得されているようでした。
ただ、シュウさんと同様低い声で尚且つ、普段の生活では使わないような言葉使いで、更に早口だったため、所々聞き取りづらい所がありました。
母に対する怒りを露にする場面は特に台詞が流れてしまったように感じました。
三つ子達の回想場面のレイジさんの細かい動きはとても良かったと思います。
ユイちゃんに逆巻家での出来事を語り聞かせるレイジさんに是非ともご注目頂きたい。

⑦スバルくん
人と関わらない上に乱暴な性格なので、登場シーンも他の兄弟達に比べて非常に少なかったです。
少ない出番の中で、いかに逆巻スバルを表現するのか、難しかったと思います。
シュウさん同様、スバルくんも役者泣かせですね。
物に当たり破壊するほどの狂暴性が、あまり無かったように感じて、少し物足りなかったと思います。
実際に破壊することは出来ないので、もっとダイナミックな動きで大暴れしても良かったと思います。
例えば、終盤のリヒター伯父様と対決する場面では、複数の使い魔を同時に吹っ飛ばして腕っぷしの強さを見せ付けるとか。
そうすることで乱暴だけど優しいスバルくんが際立ったと思います。
ユイちゃんを逆巻家から逃がそうとする優しさやその理由、母のナイフをユイちゃんに託した意味や想いの深さも、よりよく伝わったと思います。

⑧コーデリア様
ユイちゃん同様アニメのコーデリア様にかなり忠実です。
悪女たる者、周囲を引っ掻き回す艶やかな立ち振舞いは、まさしくコーデリア様そのもの。
ゆっくりと優雅な動きで、本公演の中で最も演技が上手かったと思います。
ユイちゃんがコーデリア様の幻影を見る場面のゆぅっくりと振り返る所はゾクッとしました。
三つ子の例の場面はまばたき禁止です。
追い詰められていくコーデリア様の迫真の演技にご注目頂きたい。

⑨リヒター伯父様
コーデリア様を利用し、兄弟達を追い詰めていくという鉄板の悪役でしたが、内面の繊細さをよく表現されていると思います。
1度負けた相手(正確にはカールハインツの息子達)に復讐し、家督を我が物にと執念の焔を胸に宿しているので、鬼気迫るものがありました。
感情を露にすることなく常に冷静で、最後のアヤトくんとの対決で想いが一気に爆発するという激情と冷静の抑揚のある素晴らしい演技でした。
コーデリア様に陶酔する所も、同じようにうっとりと引き込まれていました。

⑩アンサンブルのみなさん
最初はカナトくんの蝋人形の館の場面。
生身の人間がピタッと動かない状態でいるのは難しかったと思います。
特に本公演は非常にテンポの速い舞台なので。
ストップモーションはとりわけ大変ですし。
私は、たまたま3列目の良席だったので、お顔の表情がよく見えました。
当たり前かもしれませんが数分間の場面で、まばたき一切してませんでした。
プロ根性を見させて頂きましたね。
次は、兄弟達との対決の場面。
アニメには無かったアクションシーンだっただけに、派手な動きがたくさんあってとても良かったです。
それも舞台ならではの演出と言えるでしょう。
稽古の殆どの時間をそこに費やしたのではないでしょうか。
殺陣など非常に見応えがありました。

⑪音響・照明
音響はアニメ本編の劇中のものが殆どで、舞台に引き込まれやすかったです。
雷の音はやっぱり苦手です(超個人的な問題ww)
役者の動きと合わせた効果音もタイミングはバッチリなのは当たり前ですが、音響卓は客席の最後方にあったので、舞台袖のスタッフとの連携が非常によく出来ていたんだなぁと感心しました。
やはりプロの舞台は本当にすごいです。
まさか主題歌の大合唱とダンスが観られるとは思わなかったので、それも舞台ならではの演出ですね。
アニメのオープニングの再現、大変素晴らしかったです。
照明は、特にカーテン越しの幻想的な演出で一番活躍していたと思います。
ユイちゃんの「覚醒」や、アヤトくんの母との回想場面など。
カーテン越しの演出は、この間観に行った別の舞台でも取り入れられていた手法なので、演出家の間では人気のある演出方法なのかなと思いました。
限られた空間で多彩な場面を表現する参考になりました。

⑫脚本・演出
アニメ本編を軸にした内容を、90分に凝縮するのはとても大変だったと思いますし、泣く泣く削ってしまった場面もあると思います。
なので、展開はやはりどうしても早く感じてしまいました。
屋敷内に教会がある設定にも客席から吹っ飛ぶかと思うくらい、すごくびっくりしましたw
舞台オリジナルのコーデリア様とリヒター伯父様の舞踏する場面や、リヒター伯父様の使い魔と逆巻兄弟達が対決する場面は本公演の一番の見どころだったのではないでしょうか。
ただ、カナトくんはテディを持ちながらの戦闘だと普通に負けてしまうと思うので、テディは安全な所に避難させてあげて欲しいです。
リヒター伯父様がユイちゃんの目の前に現れるタイミングは早く、ユイちゃんのドレスチェンジは遅かったと思います。
悪役はギリギリまで正体が分からないからこそ、より一層「黒幕」としての地位が確立するのではないかと思いました。
ユイちゃんのドレスチェンジに関しては、アヤトくんに湖に突き落とされる場面(もしくはリヒター伯父様との舞踏の場面)の時点で、ドレス姿でいて欲しかったです。
また、ユイちゃんが泳げないという原作の設定をそのまま引き継ぐのであれば、物語の序盤にユイちゃんが泳げないことを示唆する伏線を、何らかの形で示しておいた方が、その場面がより良く引き立ったと思います。
もしくは、ドレスであることを理由に上手く泳ぐことが出来なくて溺れてしまう…という風な演出でもありかもしれません。

※字数制限のため添付画像に続きます。



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