どうしても東京タワーで撮りたい人向け。
僭越ながら感想を書いてみようと思います。
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■アクセス わたしは下記のルートを利用しました。 ・行き…都バス:虎ノ門五丁目(東京タワー入口)〜徒歩〜会場 ・帰り…会場〜タクシー〜渋谷駅 公式サイトのアクセスのページには虎ノ門五丁目から徒歩3分とありますが、実際には7〜8分歩きます。しかも上り坂です。 距離的には赤羽橋からと相違ない感じがしたので、電車かバスかはご自身の都合の良い行き方で良いと思いました。どちらにしろ上り坂を登るのが大変です。 帰りの行き先は私の都合です。ちなみに渋谷まではタクシーで1700円でした。ご参考まで。
■更衣室 参加人数の割にはかなり広々使えます。
■撮影スペース 大展望台〜大展望台への階段、屋上遊園地、4階撮影スペース、芝公園、が主な撮影スペースです。 @大展望台〜大展望台への階段 大展望台は1Fと2Fがあります。 2Fはエレベーターで昇って来る一般の観光客の方でとにかくいっぱいなので、1Fに降りて撮影されることをおすすめします。それでも観光客の方は多いですが2Fよりはマシです。 三脚・レフ板使用可能ですが、一般の方の迷惑にならないように十分配慮が必要です。 大展望台への階段には行っていないのですが、パッと見たかんじだと非常に狭く、また一般の観光客の方も歩いて上り下りされているので、三脚を立ててじっくり撮影というのは難しそうでした。
A屋上遊園地 東京タワーを背景に写真が撮りたい方はこちらがおすすめです。 一眼レフの標準ズームレンズだと、広角側18mmでかなり煽ってギリギリいちばん上まで入るかな、ぐらいです。広角レンズが1本あると便利です。 遊園地なので遊具がたくさんあり一般客の方も多いです。三脚・レフ板使用可能ですが、こちらもまわりには十分な配慮が必要だと感じました。
B4F撮影スペース 普通のイベントスペースです。白壁で撮影したい方はこちら使用もできます。 私はこちらで撮影はしなかったのですが、見た分には外光もなく非常に暗いです。
C芝公園 東京タワーの隣にある公園です。場所を選べば和風洋風どちらも大丈夫かと思います。 ただし足場が非常に悪いです。ここを歩く用のスニーカーを別途用意することをおすすめします。私は厚底ブーツを着用していたのですがまともに歩けませんでした。 ちなみに、私は芝公園のためにこのイベントに参加したいという気持ちにはなりませんでした。公園であればTFT、よみうり、としまえんその他、関東圏の公園や自然のある会場と同じようなレベルかなと思います。 三脚・レフ板は使用禁止です。
■アフター 東京タワー内に飲食スペースが多少ありますが、最寄り駅まで戻った方が無難です。
■会場の制約 大展望台は再入場が出来ません。また、階段部分も大展望台のチケットが必要です。 そのため、大展望台へ向かう際に上り下り両方ともエレベーターにしてしまった場合は階段で撮影することはできませんのでご注意ください。 ちなみに階段ルートは屋上遊園地から向かうことができます。上まで歩いて13分程度だそうです。歩く用にスニーカーを用意することをおすすめします。
■イベント主催さま ここで文句を言っても仕方がないのですが、非常に不満でした。 とにかく説明が少ないです。 私は大展望台へ行くのにルートが2つあることも知りませんでしたし、階段部分も展望台のチケットが必要だということも知りませんでしたが、規約のプリントには「大展望台は再入場はできません」の一言しかありません。東京タワー自体に初めて来た人があの規約を見ただけでその仕組みに気づくかと言われると甚だ疑問です。 また、質問しようにもスタッフの方は受付前と更衣室にしかいません。 いたのかもしれませんが、人が多くどの人がスタッフなのかまったくわかりませんでした。 芝公園で分からないことがあっても質問するには4Fまで行く必要があり労力をかなり使います。 そもそも人が多く広い会場ですので、せめてスタッフの方は分かりやすい色のTシャツを着る等して工夫してほしかったです。地図に常時スタッフさんがいる場所を書いてもらえると更に助かります。
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総評するとタイトル通りで、東京タワーという場所に思い入れがある、東京タワーが出てくる作品の撮影をここでしたい、という意欲がある方向けの会場だと思いました。 そもそも観光地ですので多くの一般の方の目は避けられません。そのような状況下でなお「東京タワーが良い!」という方はおススメします。 特にCLAMP作品が好きな方にとっては聖地かと思われますのでテンションが上がることは間違いなしです。
長文ですが参考になれば幸いです。
22人 | 2013年5月20日 3:33 |
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