中世ヨーロッパの貴族ん家。本物のロケーションで超最高。
【アクセス】 地下鉄丸太町駅からそれなりに歩きます。 「徒歩約10分」と書かれていますが駅のエレベーター出口からキャリーを引いた遅い足で複数ある信号待ちの時間も考えると20分は見て下さい。 車の場合、会場内に駐車場があるものの参加者は使えないので周辺の駐車場を使う必要があります。まあまあ近いところにあり駅から歩くのを考えると「目の前」です。
【スタッフ】 ジャパンコスネット、ラコロールいずれの主催の時も定期的な見回りが行われていました。 休憩所に飲み物もあって快適です。
【更衣室】 ここ最近、府庁側が会議室の貸出をしていないのか更衣室が狭くなっています。 政庁の一部が区切って更衣室になっていたり、荷物置き場が廊下になっていたりと京都府庁のイベント開催当初に比べると手狭になっている印象です。 とはいえ、この会場は人数制限が付いていますので(会場側の意向により参加者の詰め込みすぎが制限されている模様)そこまで悲惨なことにはなりません。 エアコンはバッチリで快適です。
【会場設備】 とっっっても大きな公共の建物ですがエレベーターが一基もありません。 正面に大きなバロック階段、他廊下のあちこちに細い階段がいくつもあるだけでスロープすらありません。 レイヤーはほぼ全員キャリー参加な上、撮影において1階から2階、また1階…と機材の上げ下げが大変です。
また、トイレが狭くほとんどが和式です。(女子トイレ) 多目的トイレが1つも無いのでボリュームドレスのレイヤーさんは着替える前にトイレ必須。ロケーション的にドレスがよく似合う会場なので注意が必要です。
会場内に飲食物を確保できる場所がありません。 一度会場を出て隣の本館まで行くとようやく自販機にありつけますがけっこう遠いです。駅の出口を出たところにコンビニがあるのでそこでしっかり補充してから行かないと夏の暑い時はかなりツライことになります。
【背景】 素晴らしいの一言です。中世ヨーロッパが舞台のファンタジー作品や、王族貴族などのキャラクターに最適。 ただ、ちょっと老朽化しているので絨毯がくすんでいたり、壁が剥がれ落ちていたりします。しかしそれもまた「味」と捉えれば十分です。 建物はひとつで1階と2階だけですが非常に広く、人数制限がかかっていることもあってロケーションに困ることはそこまでありません。人気の場所も並べばすぐ撮れます。 1階も2階も天井が高く、屋外で建物外観を入れた撮影も可能です。
ただし、京都府庁のイベントが開始されたことに開放されていた暖炉の部屋がここ最近閉ざされていますので昔の府庁しか知らない人は要注意。

正面入ってすぐのバロック階段はとても壮麗。大理石の手すりの彫刻が細かく、天井も非常に高いです。上の階から見下ろしての撮影も可能で、どんな角度から撮ってもいい写真になります。 ちょうど真ん中から撮れば綺麗なシンメトリー構図になります。

その大階段を上がった先にある政庁は赤絨毯とシャンデリアが美しい。画像は夜ですが昼は窓からの自然光が差し込みます。窓が複数あるので複数のグループが同時に撮影可能。 ここはエアコンが効いているのも特徴です。

2階の廊下はずーーーっと赤絨毯。 奥行もあり、窓からの光もあり、超望遠レンズでも広角レンズでも絵になります。 ちょこっと柱の壁際に消火器が置いてあったりしますがほとんど気にならないレベルです。 ちなみに窓は開けることができますので廊下の角を使うと「窓から顔を出している人」の撮影もできます。 なお会場側からの注意事項に「老朽化のため窓枠に座らないでください」というのがありますのでその構図については諦めましょう。
他にも、アーチ型の開口枠があちこちにあったり、重工な木のドアがあちこちにあったり、奥行のある柱の並びがいっぱいあったり、さらには中庭は緑いっぱいで非常にロケーションが優秀です。
※その分、一般的なイベントに比べてちょっと高めですが(2000円超え)このクオリティのロケーションが提供されていることを考えると十分でしょう。
【一般人】 いません!一応府庁は貸切ではない…らしいのですが遭遇したことはありません。府庁は重要文化財ですので建物の見学者がいてもおかしくはない…のですが、ほぼレイヤー貸切と考えて構わないと思います。
【総合評価】 良 ・ロケーションが素晴らしい ・広い
悪 ・駅から遠い ・階段、トイレ…設備が悪い
★5でもいいけど、駅からの距離や階段、トイレはどんなコスのレイヤー・カメラマンどちらにも影響する問題なので★4。 ロケーションに関してだけの話題なら★6あげてもいいレベルで優れています!!!
3人 | 2018年9月27日 11:48 |
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