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【おそ松さん】見えるか,女心【第二期16話感想】
ネコ=バタートースト
2018年01月29日 02:14
おそ松さん
第二期16話
感想
総評
トト子に感情移入出来るかで大きく見え方が変わる.前半は捨てて良し
いつものパロディネタ2本立てから始まる.だがはっきり言ってこれらに見るべき点は無い.総集編に次ぐ酷さだと言っても過言では無いだろう.
3本目にやっといつもの「さん」が始まるが,これもさしてインパクトの無いゲストキャラが出るだけの平凡な日常回に見える.しかし本パートの影の主役であるトト子の心情に目を向けると,なかなかの味わいが出て来るのである.
#宇宙海賊
パロディにパロディを重ねるパロディパートだが,逐一書く気にもならない位面白くない.今回ばかりは婉曲でも何でも無く字義通り声優の無駄遣いだ.
一応,画質をわざと粗めに作る等古き良きアニメを表現しようとした努力は見えるが,ビデオテープを何本もすり切れる迄昭和アニメを観た眼で見ればやはりデジタルである.
セル画にはセル画の味がある.諸般の事情があるとは言え,セル画アニメがロストテクノロジー化していくのは寂しいものだ.
#グルメ回
こちらは声優繋がりのパロディパート.が,つまらない.肝となる井上氏の演技もパロ元と松造どっちつかずで振り切れない.今回の前半は何がしたかったのだろうか.「げんし松さん」や「UMA探検隊」の方がまだ有意義である.
#となりのかわい子ちゃん
トト子の女心を描いた本パートは,トト子版エスパーニャンコ回と言えるかも知れない.出色の出来とまでは言えなくとも佳作と言えるのではないだろうか.「さん」の脚本は松原氏を筆頭に複数のライターが携わっているが,本パートに女性が関わっていなかったらそれはもうびっくらこいちゃう.プロってすげえやって思っちゃう.
・犬山キン子
彼女に対して6つ子は満場一致で好印象,しかも能動的に親密になりたいと考えている.所謂一目惚れである.何が彼等の琴線に触れたのだろう.
まず容姿端麗である事は間違い無い.いつぞやの「美女薬」の件で6つ子が美女に弱い事は明らかだし,トド松に至っては一話で「ブスは帰っていい」と言い放っています.タイトなトップスにホットパンツという露出度の高さもDT共の目を惹き付けてやまないでしょう.作中,彼女が沖縄県民である事が判明しますが,褐色の肌に蒼い目というエキゾチックさも彼女の魅力を後押ししているかも知れません.
6つ子を虎視眈々と狙っているファンにとって彼女はどう映ったのでしょう.私は悪い印象は無いですね.性格面もしっかりしているし,彼女から6つ子に近付いた訳では無いので「私の○松に色目使ってんじゃあねえ」という嫉妬も起こらないのではないでしょうか.特に批判すべき点が見当たらない.まあ深読みすればブラジャー飛ばしてるのは意図的だって考えられなくも無いですが……だったらとんでもない策士ですね.冒頭のシーン,十四松が「出会い方かぁ……」と呟くのが趣き深い.「彼女」との出会いが脳裏を過ぎります.
ちなみにお菓子を渡して立ち去るシーン,家は隣の筈なのに何処行くんだってちょっと思った.まあ夕方の散歩かな.
そんな犬山キン子さんですが,このアニメに登場した以上想像だにしない形で再登場させられる事は必至です.一体どんな仕打ちを受けるのか,今後目が離せません.
・トト子の荷物持ちをする6つ子の図
おそ松・チョロ松:普通に山積み
カラ松 :両手に大荷物+頭も荷物
一松 :怪しいぬいぐるみ
十四松 :両肩に担ぐも余裕そう
トド松 :(でかいけど)1個持ってるだけで辛そう
と,そこはかとなく役割分担してるのが細かいなあと.
○(トト子の)女心
これが本話の一大テーマでしょう.トト子の心情を追う事で,女心を理解出来る,かも.
・それは嫉妬なのか
最終的に不機嫌に仕上がってしまうトト子ですが,その態度の裏にどんな感情があったのか.
純粋に自分の予定をキャンセルされた事の腹立たしさはあるでしょうし,見知らぬ女性と居る事への嫉妬と考えるのが素直な見方でしょう.しかしどうも,それだけだとは思えないのです.
まず,純粋な怒りだとしたら,トト子の性格なら最初にキンちゃん一行を見掛けた時点で怒鳴り込んでいてもおかしくありません.実際には,「キンちゃん誰?!」と連呼している事からも伺える様に,怒りや嫉妬よりも興味が先行しているきらいがあります.そしてキンちゃん一行をストーキングする内,トト子の中にモヤモヤが膨れ上がっていきます.
・誰に対する不機嫌か
不機嫌の切欠となったのは紛れも無く6つ子なので,彼等に対する不満が全く無い訳ではありませんが,その矛先はむしろ自分自身に向いていたのではないかなあと思えます.
トト子は,6つ子と自分の「友情(後述)」に疑問を持ったのではないでしょうか.ストーキングの最中,トト子はキンちゃんと6つ子の関わり方が自分と全く違う事を目の当たりにします.またそれを楽しんでいる6つ子を見て,自分と6つ子の関係を否定される様な焦りや不安が膨れ上がっていったのではないかと.
チヤホヤされる事が当たり前(良好な関係)だと思っていたけれど,6つ子とキンちゃんが互いに気遣い合ったり本音で語り合ったりして,それを心から楽しそうにしている姿を見て,自分が酷く間違っていた様に思えたのかも知れません.後のシーンでの独白「荷物持ちなんてさせる可愛くない女」「すぐプリプリ怒って超マイペース」は只の嫌味では無く,自分を責める気持ちから出てきた正直な言葉でしょう.
6話で「敵しか居ない」という台詞がありました.多分に誇張した表現であったとしても,普段からトト子の胸中には少なからず「友達(友情)とは」という自問があった様にも受け取れます.
・「面倒臭い」
「自分が」でしょうか.色々な事が解らなくなって,もう無かった事にしてしまおうかと思っていた所に
・謝られて号泣
ここで喧嘩別れしていればいつものトト子のペースだったのですが,キン子に謝られた事で決定的に「差」を見せ付けられる事に.ここで自分を責める感情が抑え切れなくなったのでしょうか.何かと「強さ」を見せてきたトト子ですが,こうした弱さも併せ持った愛すべき1女性である事を描いた重要なエピソードになったと思います.
・トト子と6つ子の関係について
トト子は地下アイドルですが,6つ子にとってのトト子は正にこの「アイドル」であると考えられます.
「アイドル」は憧れの対象ではありますが,現実的なお付き合いの対象ではない,と私は思ってます.そんなもんじゃあないですか?世のアイドルファンって大多数が本当にそのアイドルと恋人なり伴侶なりになる事を真剣に考えてるんでしょうか.私にはそうは見えないです.ファンの方も或る程度割り切って応援してるって側面があると思ってます.
6つ子は何かとトト子にちょっかいは掛けますし褒めちぎりますしご機嫌も伺いますが,その実真剣に付き合ったり結婚したりという事は,最早期待していないと思います.期待があっておべっかを使ってるのではなく,長年来で培われた「そういう関係の友人」という位置付けなんだと思います.そういう目で見ると,
・うん,全然可愛くない
この台詞が実に重みのあるものに感じます.
単にいつまでも不機嫌なトト子に立腹したとする事も出来ますが,私には「自分達とトト子ちゃんの関係はこんな事で失われる様な薄っぺらい物じゃない」と一喝する,愛のある一言に思えます.いつもはへーこらしてるおそ松に核心を突かれて,トト子は居酒屋を飛び出してしまいます.
奥歯に物の挟まった様な物言いをするトト子を「変だ」と一刀両断するシーンは本話の至言でしょう.感情を素直にぶつける「いつもの」トト子を知っているからこそ放てる言葉です.この言葉に表情を一変させたトト子.真意が響いたのではないでしょうか.
・何が面倒臭いんだよ
この一言にグッと来た方は多いのではないでしょうか.6つ子の中でも特にご機嫌取りの巧いトド松が女性に毅然とした態度を取るのは珍しい.いや本編では初めてです.この台詞をただ「イライラしていた」と取るのは余りに勿体無く思います.長男同様,「何を不安がってるんだ」という叱咤激励ではないでしょうか.相手がトト子で無ければ絶対にこの言葉は選ばれないと思います.
・そして「いつもの」6つ子とトト子
キン子とのわだかまりも解け,トト子はすっかり調子を取り戻した様です.トト子は6つ子とキン子の気の置けない関係にモヤモヤしていましたが,形は違えどトト子達も気兼ねなくぶつかり合える関係であり,加えて6つ子は見返りを求めて自分に擦り寄って来ているのでは無いという事にトト子が気付いた様に見えます.
「今後(中略)付き合う可能性は?」>「それは無いかな♪」>「ははーっ!」というやり取りが彼等の関係を端的に表しています.
これでいいのだ.
そんな訳で,今回を楽しめるかどうかはかなり二分される様に思える.女性ファンは響く人が多いのではないか.女心の解らん野郎共は,何かよう解らん話だったな~,で終わってしまう可能性が無きにしもあらず.これを機に女心を理解しよう!
私?全然解んない
TVアニメ「おそ松さん」公式サイト :
http://osomatsusan.com/
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