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Oktavia von Seckendorff 衣
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Re:Oktavia von Seckendorff
白衣 (8/13 3:15)
Re:Oktavia von Seckendorff
(8/12 16:03)
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Oktavia von Seckendorff 衣装制作記 4/4
白衣
2012年08月10日 00:32
この日記は土曜日に着用した人魚の魔女 衣装の制作記録その4です
4分割で結構な長さになりますので、制作過程に興味のある方だけどうぞ

塗装から仕上げまでがこの日記の範囲です


先ほどの下半身を切り出した2枚のヒレで挟み込むように接着


完全に平面なのでサクっと塗装まで終わらせてしまいます


布部分はファブリックメディウムを1:1で混ぜながら塗っていきます


鱗はフリーハンドでも意外とそれっぽくなりますね
ただ、1色ずつ片面ずつ乾燥待ちがあるので結構時間かかります


下半身はこれで完成
上部の塗りのこしは鎧で隠れるので問題ありません


マントも筆塗りの質感を見せるためアクリル絵の具で
青系を2~3色使って塗っていきます



下地をしっかり乾かしたらこちらへも塗装を開始
下地+塗料で針金入れても寝てくる重さになってしまいました
マズいけど時間がないので塗装は続行


カゲなのかヨゴシなのかわからないけど軽くウェザリング
あと緑と黒を混ぜてスミ入れ


頭も青と黒を混ぜてスミ入れしたけど、
当日の写真では見えなかったのでもっとしっかり入れてもよかったかな


いったん乾燥


鎧の背中側は型を作って塗装
工作用紙じゃなくて別のものに置き換えるべきだと思います


いわゆるステンシルってやつですね


手パーツの乾燥が終わったので手袋へ接着していきます


手袋を着けた状態で上からグルーガンで接着。熱い




ひたすら塗装作業が続きます
合計数十時間かかったような。塗装舐めてました


塗装っていうよりもう絵を描いている気になります
ここは色鮮やかなのにほとんど隠れてしまう部分で勿体ない



乾燥後、このままでは絵の具のせいで半光沢~光沢なので
最後に保護もかねて仕上げ剤を塗布します
パーマネントマットバーニッシュ!!(必殺技)


改めて乾燥中。いい感じのツヤ消しになりました
さらに上に塗るソリューバーマットバーニッシュ!!!(超必殺技)
は時間が足りなかったので擦れそうなヒレと襟しか塗れてません





当日朝ギリギリで形になりました
やすりがけ、下地、塗装にかなりの時間をもっていかれ
かなり妥協しての仕上がりになってしまいました


<問題点>
・パテ&やすりの妥協
・剣のつば周辺の形の妥協
・五線譜のサイズ
・音符の強度
・襟が寝てくる
・マントの広がり
・襟のリボンが完全にへたってる
・腰回りの布がとれる
・二の腕と肘のパーツがかなりヨレたり折れ曲がったりする
・マジックテープ不足により、肘パーツが安全ピンでつけづらい
・着脱を繰り返していると髪が外にはみ出ることがある

<改善案>
・パテ&やすりはほぼ作り直しになるのでとりあえずこのまま
・剣も上に同じ
・五線譜も上に同じ
・接着自体が弱かったので、しっかり付け直す
・襟裏のリボンの裏から肩と背中にかけて支えを通せば見えない
・肩上のパーツにまで広げて接着してしまってもよさそう
・襟がしっかり立てば手直しの回数が減ってへたりにくいかも
 接着剤をしみこませてガチガチに固めてしまうか
・ここだけなら少量なので作り直しも考えていいかな
・これは単に買いなおして付け替え
・ウィッグネット+ピンでしっかりとめる


いずれ修正してどこかのイベントで着用予定です
長文の上乱文で失礼しました

全てを表示1最新の10件を表示
1: まゆそ@働きたい 
2012年08月12日 16:03
お疲れ様でした。
コスサミのときは写真を撮らせていただいてありがとうございました。

すごく細かいとこまでこだわっているんですね。
特に頭部の飾りは職人芸です!!

当方、さやかレイヤーなのでいつか共演できたらいいなと思います(笑) 
2: 白衣 
2012年08月13日 03:15
コメントありがとうございます

当日はお疲れ様でした。
機会がありましたら是非さやか合わせ(?)したいですね 
全てを表示1最新の10件を表示
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Oktavia von Seckendorff 衣装制作記 3/4
白衣
2012年08月10日 00:23
この日記は土曜日に着用した人魚の魔女 衣装の制作記録その3です
4分割で結構な長さになりますので、制作過程に興味のある方だけどうぞ

プラパーツと布パーツの制作までがこの日記の範囲です


頭上のパーツはプラ板メインで作っていきます


これ絶対データ作ってレーザーでアクリル切ったほうがよかったよね


剣の部分もパーツを切り出して接着


五線譜は1枚から切り出しています。細くて怖い
続いてこのパーツとのバランスを見ながら針金で芯を作成


ちょうど余っていたエポパテを盛っていきます


このままだとガタガタなのでポリパテ塗り


ついでなのでウレタンパーツの継ぎ目にも
乾燥次第やすりがけを行っていきます


時間がないのと親指を痛めたので、
やすり掛けとパテは2回ほどで妥協
剣も柄のまわりにかなり妥協点が
ここにもリベット用のたいこ鋲を使用します


頭パーツについては、取り外し式では固定しにくい重さなので
グルーガンとパテで完全に埋めてしまいます


今度は布モノへ

リボンとマントを荒くカットして


火で炙ってふちを整えていきます。このために溶ける化繊を選びました
また、絵の具のノリを考えて綿も混ざっているものです


ほつれ止め・成形・エージング&ウェザリングの一石三鳥


首元のリボンを縫い合わせ、腰回りの布はギャザー寄せ


さらにキーピング(洗濯のり)に浸して固めていきます


いい感じの広がり方。襟用リボンの方はこれでは力不足でした。残念


下半身パーツ
鱗は筆塗りで再現するので袋状に縫っていきます。
わずかに伸縮性のある生地で、ウエストはゴム



続いて塗装に向けて下地をつくっていきます


まずウレタンパーツに薄めたボンドを4回ほど塗布
ここの写真撮ってませんでした


乾燥したらジェッソを3回塗り重ねていきます
ライオンボードなら2回塗りでも問題なかったのかもしれない




質感を合わせるためにプラ部分にも構わず塗布
先にパーツ接着したからかなり塗りにくかった。失敗


塗って乾かしての繰り返し
1回目と2回目で筆の向きを垂直にするといい感じ
絵の具を塗る前にしっかり乾かすため別の作業へ

次の記事は塗装から仕上げまでです

Oktavia von Seckendorff 衣装制作記 2/4
白衣
2012年08月10日 00:12
この日記は土曜日に着用した人魚の魔女 衣装の制作記録その2です
4分割で結構な長さになりますので、制作過程に興味のある方だけどうぞ

剣とウレタンパーツの造形までがこの日記の範囲です

<制作>
ここからは作業が交錯するので、パーツ別ではなくまとめて



ある程度の材料を買い出し。造花・玉・シーチングは関係ありません
佐々木商店に注文したウレタンが届くまで、先に剣にとりかかります



型紙通りに2枚分カット


芯材用の溝を掘って、2枚で挟み込むように接着


あとはカッターで切ったりやすりがけで整えたりして


ある程度のところでパテをモリモリ
柄等は余っていたライオンボードで作ってます



そうこうしているうちにお届け物が



早速型紙通りにカットしていきます


主に襟とヒレのせいですごい量


切り出し終わったらボンドで接着して
クッキングヒーターで熱成形していきます



顔自体は2mmですが、
楕円部分は5mm厚を4枚丸めて使用
今回は布貼りしないのでどんどん接着


のぞき穴と鼻下の空気穴は目立たないようにメッシュでカバー
無駄に金属製。ホント無駄



襟が寝ないように針金でふちどり


続いて直径6mmの円を200個ほど抜き出し
半分にカットして、ボンドを付けて接着


襟のふちどりができました。もっと大きくてよかったかも
既製品で済ませたかったけどちょうどいいのがなかった


首回りの模様はグルーガンで描きました



鎧部分を作成開始
胸回りはポリAの5mm厚、腹回り等は2mmです
腰回りのダイヤ型パーツの強度が不安かな



指パーツも2mmを切り出してしっかりと熱成形


手袋は微妙に緑がかった色が見つからず染色で対応
透けないとは思いますが薄手なので2枚重ねで



装飾リベット用のたいこ鋲の針を折って


グルーガンで接着するとこんな感じに
同じように手などにもつけていきます

次の記事はプラパーツと布パーツの制作です

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