イベント中の人的な対策と傾向 前編
HIA代表みなのです。
さて秋葉原ですが・・・ 会場施設 1階2階があり主催によって使えるスペースや空間効率がかなり違う会場になります。
・7月より館内が節電のためハロゲン灯が間引き、撤去されました。 HIAでは照明を大量に入れてますので問題なく撮れますが機材も無く受付しか無い団体では厳しいでしょう。 イベントは主催で選ばないと入場待ちや撮影場所が死んでたりします。 (参加費や機材など他の方のレビューで調べて参加すると吉、他社でお勧めは水玉工房さん )
撮影のコツを伝授
★一つ大事なことを覚えてください
≪会場の照明(上に釣り下がってる電灯)は撮影には本来不要で百害あって一利無し≫ 地明かりと言います。
≪撮影の照明とは 自然光や自前で意図して用意・活用した光源のみです。≫コレがライティング
■アキバの撮影場所の傾向と対策
●窓際 自然光が入りますが足元に注目、【ちょい日陰に立つこと】レフをあてるまたはストロボを当てること 直射光に当たるとウイッグや薄い色は飛んでしまいますよ。 直射光下ではカメラの再現幅に収まりません。日陰に見えても床が白いので実はレフ効果があります。 さらに少し日陰の露出にあわせると屋外が白飛びしてくれます。 被写体を光にドブ漬けにしないように。 アップ、座りなら白レフ、全身なら内蔵ストロボでも綺麗に逆光補正してくれます。 【攻略アイテム1】 レフ、内蔵ストロボ、外部ストロボ等 【攻略アイテム2】円偏光フィルターを使うと窓ガラスの反射や映り込みが消せます。 【感度100~200に落としてください(1600とかのままの方がいます) ホワイトバランスは太陽光】
●背景 まず背景から離れて撮りましょう。⇒背景がボケます。すいてる、アップなどはレンズ望遠側ではなれて撮るとさらに○ みんな近づきすぎ。 さらに照明が設置されていればライトに少し近づくと立ち位置により立体感もでます。(作例準備中) 【攻略アイテム】 レフ、内蔵ストロボ、外部ストロボ等】 【感度⇒ぶれない方100~200 ぶれちゃいそうな方 400~800(機種によっては1600ぐらいまで) 【ホワイトバランス 窓側なら太陽光でOK 照明 3800~4800ケルビン(HIAでは5400~4500ケルビンの自然光に近い撮影用光源です)太陽光は5400ケルビン 天井のハロゲン灯に当たらないようにすること。
●駅側の電球色のフロア 知識の無い方にはどうしても解が無いのですがコツをつかむとカッコよく撮れるのでチャレンジ! まずHIAではここには照明を入れてません。なぜなら光源の統一を図るのが解なのです。 ここではカメラのホワイトバランスを電球色にセットしてみてください。または3000ケルビン前後になるはずです。 そうすると色が適正な色にもどります。 良く見ると外の景色が青くなってませんか? 外の景色を後ろにいれると水族館や大型水槽の前で撮ったような綺麗な写真が撮れます。 さらにストロボを使う時はアンバーのフィルターを入れて電球色のストロボ光にすれば完璧! ストロボ調光加減が難しい時はカメラを「夜景ポートレートモード」にセットしても○ その代わりシャッタースピードが遅くなりますのでぶれやすくなります。 【攻略アイテム】 レフ、内蔵ストロボ、外部ストロボ等】 【攻略アイテム2】 LBフィルター 980円くらいで大きくて安やつを友達と切り分けるのがお勧め http://fujifilm.jp/personal/filmandcamera/sheetfilter/lbalbb.html コレは高いタイプ http://www.etsumi.co.jp/catalog/product_list.php?cid=348 アンバー色 【感度】ぶれない方100~200 ぶれちゃいそうな方は容赦なく400~800(機種によっては1600ぐらいまで) 【ホワイトバランス】 電球色 作例は後編に掲載
応用編 地明かりを活かす撮影。
二階は天井が蛍光灯と水銀灯です。かなり沢山ありますね。 セブンイレブンの蛍光灯を外から見ると天井一面、光り輝いて見えます。 もしも望遠レンズや明るい単焦点(50mm以上出きれば100mmくらい)なら ローアングルからの天井向き撮影がお勧め。光る天井を斜め下から見れば・・・ 光る背景になります。 【ホワイトバランス】蛍光灯
さてかなりのヒントです。 賢い方は判ったかもしれませんが・・・
≪≪会場の照明と撮影の照明が区別出来て無いスタジオやイベントは幾ら行っても綺麗に撮れない。≫≫ むしろ色補正や味気ない光に苦労することになります。
評価は運営側の立場から公平に★★★普通とします。
後編に続く⇒
9人 | 2011年7月11日 10:52 |
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