高級ホテルのような、豪華なスタジオです。
※カメコ視点の評価です。
【アクセス・お店関係】 新宿から地下鉄丸の内線で2駅の『新宿御苑前駅』が最寄り駅です。駅から歩いて5分程度で着きます。スタジオの立地は地図がないと難しいかもしれません。ampmの角を曲がってすぐなのですが、スタジオがスタジオっぽい外観ではなく、マンションなので見落としがちです。黒い大理石の柱と石造りの10階建てくらいのビルの『シアターサンモール』という名前がそうです。
新宿御苑前駅は出口が3箇所あるのですが、2番出口からが一番スタジオに近いです。新宿から丸の内線で行く場合、先頭車両に一番近い出口が2番出口だったと思います。新宿からタクシーで行くのも十分ありです。1メーター程度で着きます。
コンビニはスタジオまでの道中に2~3件あります。飲食出来る場所もありますが、アフター等は私の場合、帰りも楽なので新宿まで出てしまいます。
【撮影スタジオについて】 スタジオは空調が効いているので快適です。照明、三脚、脚立などの撮影機材に関しては会場にないようです。脚立は使えた時もあったのですが、最近では見てません。
『マンション』という名前から狭い環境をイメージしてしまいますが、マンションの最上階フロア全域を使い、更には2階層分ある超高級マンションです。一般的なハウススタジオよりも断然広く、40人程度なら余裕で撮影出来るスタジオです。
スタジオの造りは洗練されていて、豪華かつ本格的です。メインフロアは天井が高く、吹き抜けになってます。イメージとしては凄く豪華なリゾートホテルの一室といった感じ。 ただ背景処理に関しては広いスタジオですが、毎回人を詰め込んでいるので、参加人数次第で苦労するかもしれません。
適正露出はフルサイズ機でだいたいのフロアでF2.8固定でISO400~800、シャッター速度30~50分の1秒程度です。微妙に暗いスタジオなので、コンパクトカメラでは大変だと思います。
【機材について】 綺麗なスタジオなので、広角レンズで人物を小さく、スタジオの背景を収めるようにして撮るのも面白いのですが、参加人数の都合で難しいです。主力の標準レンズと、飛び道具として望遠レンズがお勧めです。
レフ板は窓の辺りで撮る場合、あった方が良いです。ISO800に耐えられるカメラなら三脚はなくても良いと思います。 電源は取れますが、家庭用の普通のコンセントになります。使えるかどうかは主催さんに要確認。
【注意点】 ・まずスタジオが高級マンションの一室ということで、一階の受付にある呼び出しから『901呼』と押してから、主催さんに自動ドアを開けてもらわないと入れません。
・撮影ポイントは多いのですが、バーカウンターやカジノスペース等、比較的衣装を選びそうな癖の強いスペースが多いです。そういうスペースを活かした衣装を選ばないと、案外撮れる場所は少なく、結果として他の方と撮りたい場所が重なってしまい、快適に撮れない場合があります。
【最後に総評】 人気のある場所は順番待ちになってしまう事がよくあります。なので、撮りたいと思った場所を誰かが使用している場合、今その場所がどういう状態にあるのか聞いた方が良いです。聞かれた側も、シェア開催ということを忘れずに、礼儀をもって返して欲しいと思います。
1Fメインフロア、ベッドルーム等はみんなが使いたいと思う場所なので、独占はせずに譲り合いの精神で皆が気持よく使えるように心がけてほしいと切に思います。 シェア開催は自分たちだけが良ければそれで良いというわけではなく、皆で気持よく、仲良く使うのが大前提です。
このスタジオは着替え込みで5時間参加が多いので、2着で行く場合は非常に時間管理がタイトになりますし、上記のようにおいしい撮影ポイントは混み合うので、そのあたりは考慮した方がいいでしょう。
都内のハウス系スタジオとしては非常に面白いスタジオです。バーカウンターやカジノスペースを上手く利用出来れば、このスタジオは非常に重宝するスタジオになります。 私は2回こちらのスタジオを利用して、どちらのスペースともほとんど縁がありませんでしたが、それでも花園でしか撮れない写真というのをたくさん撮れたので、これからも利用する機会はあると思います。
バーカウンターやカジノスペースの二つと、他のスペースとのバランスを考えた際に、衣装を2着に分けたくなりますが、時間が短くかなりタイトな撮影を強いられます。そのあたりのバランスを考えると6時間程度は欲しいのと、脚立が無くなってしまって高さを活かした撮影をし難くなったので、この辺りを理由に☆1つ引かせて頂きました。
【機材基本構成】 ・NIKON D700+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED ・クリップオンストロボ1基 ・120cm丸型レフ板
14人 | 2011年9月25日 21:59 |
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