紳士の欠片もないスケベ野良カメコの巣窟
タイトルの「カメコ」とはカメラマンを軽蔑する意味で使う言葉であることをしっかり理解しています。 そのうえで「カメコ」という言葉を使いました。
前回に引き続き、素敵なご縁に恵まれ第三回目に参加させていただきました。 前回とうって変わって、同行レイヤーさんがいない野良カメコ(全員♂)が大量に出没しました。 プールのスペースに入ってすぐのところで陣取って、レイヤーさんを物色する姿は言葉で表現できない異端な光景でした。 この日参加されたレイヤーさんの推定95%は女性で、その殆どが水着かそれに近いコスをされてました。
古典的な時代錯誤した考え方かもしれませんが、女性にとって肌を露わにする姿を撮影されることはとてもデリケートなことです。 ストフェス・コスフェス・コスサミ・コミケのような参加者が1万人をかるく超える規模のイベントなら、水着のコスやそれに類するコスを不特定多数の見知らぬ人に撮影されることを前提としてそういうコスをする人がいます。 それはそれとして、参加者が300人(事前申込制の定員数)規模のイベントにその感覚で参加するレイヤーさんは皆無でしょうし、その感覚で参加する野良カメコの神経には驚きました。 特にPENTAXの白い一眼を持った推定年齢45~55の頭の中心が若干禿げたやせ形のエロカメコ。 少し席を外した間に同行のレイヤーさんを撮影し、自分が戻っても10分以上ひたすら撮影を続けてました。 業を煮やして撮影を終わらせるようにお願いしたら、同行のレイヤーさんに写真を送りたいと言って必死に連絡先を聞き出そうしました。
公式サイトの注意事項にある「写真撮影について」の項目内に「相手の方が拒否をした場合は、その意志が尊重されます。」と明文化されています。 しかし、先述の異質なカメコを見て「これは形骸化してる」と確信しました。 レイヤーさんに限らず女性は繊細です。 感服させられるくらいいろんなことにいろんな神経を使います。 ここからは自分の価値観ですが、「男性と女性のどちらが強いか?」と問われれば自分は女性と答えます。 いろんなことに神経を使える危機管理能力の高さは女性のスペックです。 神様は男性と女性にそれぞれ異なる特徴を持たせてしまったわけで、男性は女性に比べそれが低い。 その能力差を補う為に筋肉や体力を高くしたと考えています。 「男」という字に示されるように「田」の下に「力」があります。 まさにそれです。
話を戻せば、PENTAXの白い一眼エロカメコからの撮影依頼をされた時、同行のレイヤーさんは事を穏便に進めるため意に反して撮影を承諾したと思います。 レイヤーさんへの配慮があればせいぜい5~10枚で撮影が終わると思うのですが、レイヤーさんもまさかそんなことになると思ってなかったはずです。 同行のレイヤーさんには不安な思いをさせてしまったことは本当に申し訳なく思ってますし、自分の不徳の致すところです。
主催側にも主催としての意向があると思いますし、できれば一人でも多くの人に参加してほしいと考えていることと思います。 水着とかそれに類する撮影ってレイヤーさんと撮影者の信頼関係がとても大切だと痛感しました。 更衣室で水着に着替えるために受付でコスプレイヤーとして手続きしました。 更衣室内に掲載されていた「次回10月開催予定」と書かれたポスターを拝見しました。 カメラマン単独の参加について、是非その時までに御一考をいただきたいと思います。 「単独参加のカメラマンを排除しろ」とまでは言いませんが、それだけで女性レイヤーの方々がさらに参加しやすくなります。 今回同行させていただいたレイヤーさんと同じ思いをする人がゼロになることを願っていますし、実際にそうなってほしいと思っています。
33人 | 2016年6月4日 23:29 |
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