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魔術師誕生!「ドクター・ストレンジ」
うぇいど
2017年02月26日 21:10
アメコミ ドクター・ストレンジ 感想
 映画公開時のプレミアイベントの開催だけでなく、もはや新作映画公開時のお決まりとなってきたMARVELカフェ、ストアにおけるMARVELコーナーの設置等、最近のMARVEL映画の盛り上がりっぷりは非常に嬉しいですね。
 うぇいどです。

 さて、先月公開されたMCUシリーズの新作映画「ドクター・ストレンジ」を観てきたので、感想を書いてみたいと思います。





■概要
医師であるスティーブン・ストレンジ(ドクター・ストレンジ)は、魔術を学ぶ。


■感想
 ドクター・ストレンジと言えば、アベンジャーズに所属しているわけではないし、スパイダーマン等のようにグッズ展開もあまりなく、知名度の高くないMARVELキャラの一人だったので、映画版については特に思うこともありませんでしたし、どの程度、話題になるかも想像できませんでした。そんなドクター・ストレンジの映画を劇場で観てきましたが、その感想は…

「予想以上に面白かったです!
 そして、この映画は、映像の新次元を開拓してくれました!」
です。

 が、よく分からない点も多い映画でした。
 MCUは不思議な世界で、科学技術と、神秘的な力が同時に存在しており、どういうわけか技術の融合や協力がうまくいっていません。例えば、「アイアンマンがキャプテン・アメリカにアーマーを作ってあげれば、最強になれるだろ」なんてことが言われますが、なぜかそれをやろうとしません。そんなMCUに魔術を使うキャラクターが加わったわけですが、魔法が存在するなら、現代医学で治せない病人をもっとどんどん治せば良いはずなのに、それをしないし、魔法で脅威と戦うことができるなら、魔術師達はロキやウルトロンの襲来時に何をしていたのか?なんて思ってしまいます。
 また、この映画単体の話をすると、2時間の中に色々なものを詰め込んでいるため、様々な事柄が未解決だったり、謎のまま終わってしまいます。結局、あの件はどうなったのか?あの人は正体は何者で、本当の目的は何で、これまで何をしてきたのか?といったことが分からないまま終わってしまいます。
 変なところでシナリオの詰めが甘く、ラスボスの倒し方については「それで良いのかよ?」なんて思ってしまったりしました。

 そんな点が気にはなったものの、全体的には予想以上に面白い映画でした。
 MCUには、実はアベンジャーズとは違う世界で戦っていた存在がいた、という展開は非常にワクワクしますし、銃撃戦や格闘といった、これまでのアクションや映像に、これからは更に魔法のビジュアルが含まれたシーンがMCUで観れると思うと、期待してしまいます。(アベンジャーズがロキやウルトロンと戦っている間、魔術師達は別な脅威から地球を守っていた、悪用を防ぐため、魔術は一般には公開しない技術だった、なんて説明をどこかでしてくれていたらもっと良かったのですけどね!)
 また、主人公の性格も宣伝では「傲慢な医師」と言われていたので、てっきりブラック・ジャック的な「自分の都合で患者への治療を決める」「高額な手術料を請求する」といったキャラクターかと思っていたら、別にそんなことはなく、普通に腕の良い医者で、むしろ好感を感じるぐらいでした。(ひょっとしたら、傲慢な医師としての側面はスピンオフで描いているのかもしれませんが)
 近年の3D映像の進歩には目を見張るものがあります。数年前まで、3Dといっても「なんとなく飛び出てるような気がする」程度だった映像だったのが、最近のMCU映画では、全編を通して、人物や物体が浮き出ているように見えます。それに加えて、この映画では魔術によって空間や物体がグネグネと捻じ曲げられる映像が展開されますが、アメコミ映画が映像の新次元を開拓していく時代が来た、と思うと楽しくなってきます。

 この映画では、医者であるドクター・ストレンジが専門外である魔術を一から学んでいきますが、魔術を学ぶ際、時につけ離されるような状況に送られたりしながらも懸命に魔術を学んでいきます。しかし、魔術師としての頭角を表してきた頃に、圧倒的な力を持つ敵に出会い、苦戦します。ですが、そこで彼が負けてしまっては失われるであろう多くの物を守るべく、戦うのですが、それが社会で仕事を学んでいく姿にどこか似ています。
 仕事をしていると、時に自分の専門外のことや、これまでやったことのない仕事をする必要が生じることがあります。よく理解していない状態で現場に送られることもありますが、仕事として、なんとしても成し遂げなければいけないことだってあります。そうして自分ができるようになってきて、ある程度の自信が持てるようになった頃、自分よりはるかにレベルの高い人に出会い、圧倒されたりもしますが、そうするうちに、なんとしても自分自身がその仕事をしなければいけない、責任ある立場や状況になるかもしれません。
 そうしたことを考えると、この映画は、「友情、努力、勝利」のうちの「努力が8割」という感想を感じました。

 驚く程に日本でも盛り上がりと知名度の拡大を見せるMARVEL映画シリーズですが、それだけでなく、MARVELドラマ、そしてDCの映画とドラマ、更には原作コミックやグッズ、イベントも同時に大盛況となっています。更なる魅力を見せてくれるアメコミを、より多くの人に楽しんでもらえれば幸いだと感じました。

 よろしくお願いします。


 ちなみに、敵の部下についてですが、結局のところ巨悪に騙されてしまい、良い様に使われていた、ということなんでしょうか?「うまい話にはご用心を」ということですかね?

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