旧神戸生糸検査所会場レポ
+会場の詳細 ・三ノ宮駅から歩いて15分~20分くらい、道はまっすぐ海方向なので迷うことは無いと思います。 歩くのが苦じゃない方なら問題ない範囲かと。会場直前の大きな歩道橋が少しきついですが。
・会場入り口すぐに3F更衣室へのエレベーター(6人が限度)があるので、並ぶのは建物沿いの道でした。 1Fで受付→エレベーターで3F更衣室へ。エレベーター待ちの列が出来るのが少し不便です。
・更衣室は空調が効いてますが、臨時更衣室(荷物置き場兼用)の方は空調入っていなかったようで暑かったです。 更衣室の床は教室の床っぽいフローリングで明るさも問題ない程度でした。
・会場はおおよそ「コの字型」の建物。コの字のどの部分に居るかが分かっていれば迷わないと思います。
1F→ コの字の囲まれた部分が工場本体部分っぽくて、天井は2Fくらいの高さがあります。 天窓がある部分と配管が這わせてある部分があるので明るくも暗くも撮れる場所でした。 広間の中央部分にはベルトコンベアー等がついた大型機械が3台ほど、 天井の高さまで組まれた足場(周囲3Mくらいは立ち入り禁止)なども。 コの字の縦棒部分にはコンクリートの床と壁の、おそらく車が出入りしてたような場所も。 白壁白天井のソファがある部屋と無い部屋が一つずつ。
2F~4F→ コの字の下半分は旧館っぽい雰囲気で、大理石調の階段、木目の重厚な扉、 絨毯張りの部屋、黄色系の照明、古びた窓、緑色の旧式エレベーター、事務室、 小型~中型の機械部屋など。 コの字の上半分は新館のようで、電機機器系配電盤が設置された実験室風の白系の部屋、 事務家具はないですがオフィスフロア風の少し薄暗い部屋、 水道やガス栓がセットになった机が置いてある理科室っぽい部屋がありました。 「旧神戸生糸検査所 施設概要」で検索するとPDF形式の施設図面が出てきますので、 そちらも参考になると思います。
+利点 部屋数は本当に多いので撮影スポットには困らないですし、自然光が入ってくる場所も多いです。 他のグループの方と被る事もほぼ無いので大きな構図も撮りやすいと思います。 ジャンルも純和系が合わないかな、と思うくらいでどのジャンルにも柔軟に対応できて、 尚且つ雰囲気も十分にあるので色んな写真が撮れます。 建物の端の方の人気の無い場所までスタッフさんが常時巡回しておられたので安心できました。
+難点、注意点 外の気温湿度に左右される会場で、とにかく暑かったです。窓はほぼ全てが締め切られてます。 夏なら水分補給は必須。空調があるのは更衣室と、実験室系の一部の部屋くらいでした。 天井や壁が剥がれ落ちてたり、落ちてきたり(ぺらぺらした欠片程度)、 地下や一部の部屋は立ち入り禁止だったりします。そのあたりは各自注意が必要です。 最初にざっと全体を歩いて何処で撮影するか決めたり、場所移動も次は何処にするかを 決めてから行った方が体力温存できます。 また全体的に埃っぽいのと、床や壁などと衣装が触れると汚れてしまう事があるので 注意が必要でした。
総合的に見て、夏場は自衛をしないとしんどい会場だと思いますが、 雰囲気があって様々な写真が撮れるので一度は行ってみる価値が十分にあると思います。
24人 | 2010年6月24日 12:28 |
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