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擬人観(ぎじんかん)とは人間以外の動植物、無生物、事物、自然、概念などに対し人間と同様の姿形、性質を見いだすことである。日本においても「森羅万象全ての物に魂が宿っている」という多神教の考えの下、古代より自然崇拝や畏怖の対象として擬人観の概念が存在していた。 時は流れ、21世紀。科学技術や情報ネットワークが加速度的に進化した現代においても、擬人観はその姿や表現を変え、日本人の心の中に脈々と受け継がれている。
例えば誰しも幼少の頃に慣れ親しんだであろう、絵本や寓話の世界では、動物や植物そして無生物に至るまで、人間以外のあらゆるものが「擬人化」され、我々は疑問や違和感を抱く事無くそれを受け入れている。又、日本においては、いわゆる「萌え文化」としての擬人化されたキャラクター達も注目を集めている。 そして、本企画が取り扱うコスプレの世界における「擬人化」についてであるが、漫画・アニメ・ゲーム等の二次元ジャンルが隆盛を誇る現代のコスプレ界においては、過去にはあまり前面に出る機会が少なかったものの、「キャラクターそのものを創作する」という、よりクリエイティブ志向の高いジャンルとして、ここ数年でジワジワと人気や支持を伸ばしている。 本企画はこのコスプレ界における「現代の擬人化」に愛情と情熱を注ぐ表現者達にスポットを当て、この具現化を応援するものである。本企画が今後の擬人化コスプレジャンルの更なる活性化に寄与すれば願ったりである。 そして、皆様方には、本企画にエントリーされた作品達を通じて、擬人化コスプレジャンルの熱いリビドーを感じていただければ幸いである。 |
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世界擬人化大賞は2013年に初開催されました。ここでは過去の世界擬人化大賞の上位入賞作品をご紹介いたします。 2014年度 2014年度は「オリジナル擬人化部門」とブラザー工業株式会社様の提供による「タイアップ擬人化部門」の2部門に分かれてグランプリを競いました。 募集テーマは「オリジナル擬人化部門」が「天体・星座・宇宙を題材にした擬人化」「果物・デザート・スイーツの擬人化」、「タイアップ擬人化部門」が「ミシンの擬人化」でした。
初開催の2013年度は「オリジナル擬人化部門」と「ワールド擬人化部門」の2部門に分かれてグランプリを競いました。 募集テーマは「オリジナル擬人化部門」が「食べ物(飲み物)の擬人化」、「ワールド擬人化部門」が「日本の四季を題材にした擬人化」でした。
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