【注意喚起】長物小道具を使用して屋外撮影する方へ
*本題の前に、公会堂は開催日によってイベント主催団体が異なり、 長物小道具の使用を禁止している主催者さんもありますので、 主催団体の公式サイトで事前に確認するか、サイトに明記されていない場合は 問い合わせる等して長物の使用可否を確認されることをお勧めします。
レビューというよりは、長物(模造刀・剣・槍など)を使用して撮影される方への注意喚起です。 要約しますと、
屋外(鶴舞公園)にて長物撮影しているコスプレイヤーから小道具の長物を借りて、振り回す一般人(公園来訪者)がいる
という事です。
詳細を記しますと、 2016年3月16日に、鶴舞公園のコスプレイベントに参加し、撮影していたところ、 中年の男性が、剣士のコスプレをされているレイヤーさんに話しかけ、 その方が持っていた小道具の剣を借りて、振り回しているのを見かけました。 その後、その男性は、当方の近くにきて、 「その槍、外せないの?ぶん回してぇんだけどなー。」 と言ってきました。 槍は、背部に固定してあったので、「外せない。」と言うと、その男性は去っていきました。
当方の小道具の槍は、紙筒製で3分割できるようになっており、 もし、振り回されたりした場合、刃と柄が抜けて飛んでしまうか、 連結部から折れていたかもしれません。 他のコスプレイヤーさんにとっても、自作の剣などは振り回す前提で作られていないと思いますので、 乱暴な扱いをされたら壊れてしまうでしょう。 それ以前に、長物を振り回す行為は、どのコスプレイベントの規約でも、公園の利用規約でも禁止されています。
おそらく、その男性は、剣術の経験があるか、演劇や芝居の殺陣に興味があるかして、長物の扱いを他者に見せたいのでしょうが、 遠目に他の公園来訪者が見たら、コスプレ参加者の仲間が長物を振り回しているように見えなくもありません。 もし、イベント主催者、もしくは公園事務局に苦情が寄せられた場合、 今後の名古屋市公会堂でのコスプレイベント存続の危機になりかねないと思います。
「小道具は、振り回す前提で作られていないし、公園で長物を振り回す行為はルール違反だから、やりたいなら自宅でやってくれ。」 と言いたいところですが、男性の風貌や口調からして、怒らせると何をするか分からない印象を受けました。 もし、撮影中に「武器を貸してくれ。」と言われたら、 「丈夫にできていないから、壊れてしまうので。」など、やんわりと断って、 できればその場を離れたほうが良いと思います。 しつこくついてくるようなら、巡回しているイベントスタッフに対応してもらいましょう。
暖かくなる季節には、屋外での撮影者さんも増えることと思いますし、 昨今流行している刀剣系のキャラクターのコスプレをされる方もいらっしゃるでしょう。 大切な小道具を守る為にも、 コスプレイヤーに非が無いにもかかわらず、イベントの開催が危ぶまれるような事態にならない為にも、 どうかご注意ください。
27人 | 2016年3月29日 21:15 |
|